Image データ活用基盤のモダナイゼーション

データ活用基盤のモダナイゼーション

2025-07-23

📌 クライアントについて

クライアントは、医療・調剤分野に特化したITソリューション企業であり、電子カルテ、レセコン、薬局システムを通じて、全国の医療機関の業務効率化を支援しています。 

 

📌 課題と背景

当社は本プロジェクトにおいて、Snowflakeを含むクラウドデータプラットフォーム、ETL/ELT基盤、BIツールの設計・構築・運用を担当。

クライアント企業では長年、財務レポートや各種データ管理を複数のExcelファイルで運用していました。この運用方法により以下の課題が発生していました。

  • 手作業によるデータ処理の工数とヒューマンエラ  
  • 部門ごとに異なるロジックとデータ分散   
  • 元データ変更時の複雑な再計算と作業負荷  
  • リアルタイムなデータ反映・可視化の遅延  
  • バージョン管理・データ履歴の不在

これらの課題を解決し、データ活用の高度化と意思決定の迅速化を実現するため、モダナイゼーションを実施することになりました 

  

💡 解決策

当社は本プロジェクトにおいて、Snowflakeを含むクラウドデータプラットフォーム、ETL/ELT基盤、BIツールの設計・構築・運用を担当。さらに、業務要件を踏まえたデータロジックの統一化・セキュリティ設計・自動化も実施しました。 

  

主な取り組み内容

  • クラウド型DWH (Snowflake)の導入とストアドプロシージャ/ビューの設計
  • CRM・ERPなどの複数システムからのデータ統合ETL/ELTパイプライン構築
  • Power BI・Tableau等のBIツールとリアルタイム連携
  • ロールベースアクセス制御・監査ログの設計・実装  
  • データ処理・集計の自動化設計(Task/Stream等活用  
  • 必要に応じて他クラウドサービスとの連携も行い、柔軟な拡張性を確保 

  

📈 導入効果

必要に応じて他クラウドサービスとの連携も行い、柔軟な拡張性を確保

プロジェクト導入後、以下の成果を達成しました 

  

手作業のレポート作成工数を削減 

統一されたデータとロジック管理を全社で実現 

リアルタイムなデータ更新と意思決定の迅速化 

ヒューマンエラー・バージョン管理課題を大幅改善 

将来的なデータソース追加・外部データ連携も容易に対応可能 

  

📊 今後の展開

今後は、財務データ以外の各部門データもデータ基盤に統合し、社内データレイク化・AI/機械学習活用の基盤としての活用も進める計画です。さらに、外部マーケットデータとのリアルタイム連携による経営判断の高度化も視野に入れています。 

  

まとめ・当社の強み

当社では今回のようなクラウドデータ基盤の導入から、ETL/ELT設計、BIレポート構築、セキュリティ設計、運用保守まで一括対応が可能です 

SnowflakeをはじめとするクラウドDWH、ETLツール、BIツールを活用しながら、お客様の業務課題とデータ活用ニーズに最適なソリューションをご提案・実装いたします。 

  

データ基盤・DX推進のご相談はこちら 

Contact Icon会議を予約する